アルファード/ヴェルファイア(30系後期一部改良後)のメーカーオプションJBLナビでミラーリングする方法

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今回の質問

さて、よくあるお問い合わせに答えていくシリーズです。

iPhoneを使っています。30系後期一部改良後のアルファード/ヴェルファイアのメーカーオプションJBLナビ(T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム)でミラーリングする方法はありますか?

非常によくお問い合わせいただく内容です。

iPhoneのミラーリングをしてYouTubeやNetflixなどを視聴したいという方はここ数年、爆発的に多くなっている印象です。

結論からいうと、ビートソニックのデジタルインプット(型番:HVXT01)を使うことでミラーリング可能になります。逆に言うと何も付けない純正状態ですとiPhoneのミラーリングはできないということになります。

ミラーリングって何?という方はまずこちらの記事を読んでください。

はじめようミラーリング

 

 

一部改良による仕様変更

2019年12月(令和元年12月)の一部改良時にアルファード/ヴェルファイアのナビの仕様が変更になり、ディスプレイオーディオまたはメーカーオプションJBLナビの2択になりました。

一部改良前のメーカーオプションJBLナビにはアナログ映像入力の機能がったのですが、一部改良時の仕様変更によりこのアナログ映像入力の機能はなくなってしまいました。

せっかく新しくなったモデルを購入したのに、できることが減ってしまっているというのは少し残念な気がしますよね。

しかし、この変更後のナビは、ミラーリングに必要な映像入力機能以外の機能は充実しており、Androidスマホのミラーリングができる「Miracast(ミラキャスト)」やスマホのナビアプリが使える「Apple CarPlay(カープレイ)」、「Android Auto(アンドロイドオート)」などの機能が追加されています。

 

 

ビートソニックのデジタルインプット「HVXT01」とは

※注意
以下の記事はメーカーオプションJBLナビ(T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム)に関するものです。9インチのディスプレイオーディオではないので注意してください。
一部改良後のアルファード/ヴェルファイアのメーカーオプションJBLナビにHDMI映像入力機能を追加できるキットです。

これによりiPhoneのミラーリングやアマゾンFireTVの視聴が可能になります。iPhoneやFireTVではYouTubeやNetflix、Hulu、アマゾンプライムビデオなどの動画アプリが再生できるので、それらの映像をクルマの大画面+車載スピーカーから楽しむことができます。

HDMIの映像をそのまま映し出すことが可能なため、高精細で視聴できるというのもこの製品の良いところです。

また、この製品に加えてHDMI映像分配器を使うことにより、純正リアモニター(13.3インチリヤシートエンターテインメントシステム)にも同じ映像を映し出すことが可能です。(前席と後席で別の映像を視聴することも可能です。)

メーカーWEBサイト HVXT01

 

まとめ

アルファード/ヴェルファイアのメーカーオプションJBLナビは70万円ほどのオプションになっているだけあり、非常に高機能でハイエンドなサウンドシステムです。

ビートソニックのデジタルインプット「HVXT01」を追加することで、標準で再生できるDVDや地デジだけでなく、YouTubeや動画配信サービスを視聴できるようになるともっと車内のエンターテイメントが充実させることができます。