LEDを使った融雪、凍結防止システムを新開発!

この度、株式会社ビートソニック(本社:愛知県日進市代表取締役:戸谷勉)は、新開発したLEDテープ帯(熱に強く、熱を多く発生させる)を使用し、北海道小樽市にある事業所を拠点として融雪装置や雪庇防止、凍結防止などのシステム『Hotpillar(ホットピラー)』を2019年秋より施工販売開始致します。

「HotPillar」システム、熱に強く熱を多く発生するLEDテープ帯を開発。株式会社ビートソニックは、カー用品やLED電球『Siphon』などを開発、販売しているメーカーです。LED電球の開発に当たりLED素子から発生する熱エネルギーに着目し、LEDの熱利用に特化したLEDテープ帯を考案いたしました。弊社は熱を出すLEDテープ帯を使ったシステムを「HotPillar」(ホットピラー)システムと名付けました。

img4_20190910_111742_Hotpillarphoto3

 

カーポート(融雪)の施工方法に関しては、表面に凹を作りLEDテープ帯を埋設し、シリコン樹脂で封印する工法になります。そのため既存建物への後施工も可能で、かつ融雪、凍結防止の動作状況は、離れた場所からでも、LEDの光で確認することができます。小樽市内での実証実験では、カーポート(融雪)や屋根(雪庇防止)のLED融雪システムで消費電力は1m²100W、屋外に設置した水道管のLED凍結防止システムの消費電力は1m10Wと十分な効果を得られました。このLEDテープ帯を使った融雪、凍結防止システムは従来のニクロム線やボイラー方式に比べて電気代や燃料代を大きく削減できるものと考えております。


photo10photo12

 

屋根に取り付けるLED雪庇防止システムの施工方法に関しては、LEDテープ帯を熱伝導性・耐久性・耐熱性・耐候性等に優れた2種類(アルミ箔、アクリル系)のテープを挟んだ構造を施工し、屋根材に接着する工法になります。接着方式のため、既存建物への後施工も可能で、雨漏りの心配はありません。雪庇防止の動作状況は、離れた場所からでも、LEDの光で確認することができます。


p1
住宅への『Hotpillar(ホットピラー)』施工提案図

p6
※HotPillarの施工は、部分的な箇所だけにも施工可能

■知財情報
・HotPillar ホットピラー商標出願中
・凍結防止方法及び凍結防止装置 特許第5740601号
・液体の保温及び凍結防止方法 特願2016-196233
・凍結防止及び融雪方法 特願2018-145885
・融雪器用スイッチ 実登3221366
・発熱テープ 特願2019-117083
・屋根の融雪及び雪庇防止方法 特願2019-024292

弊社では、北海道小樽市の事業所『ビートソニックOTARO(オタロ)』を中心にHotPillarシステム事業を本格的に開始いたしました。施工事例を増やすと共に信頼できる施工業者様を募集いたします。一般の方も含め、HotPillarの融雪、凍結防止システムの実証実験施設(小樽市内の事業所)の見学もできます。

■発売日2019/10/21
■製品詳細ページ(詳しい説明を記載しております。)
http://www.beatsonic.co.jp/hotpillar/